雄一の本棚
鬼滅の刃 しあわせの花 みらい文庫版

鬼滅の刃 しあわせの花 みらい文庫版

吾峠 呼世晴 / 矢島 綾 集英社 2026年3月18日

感想

娘が好きなアニメだというので、この本を手に取ってみました。正直なところ、年配の自分が読んでも大丈夫だろうかと少し躊躇していたのですが、予想を大きく上回る充実した内容でした。 本編では描かれなかったキャラクターたちの背景が丁寧に紡がれており、特に炭治郎が妹の幸せを願う心情の描き方に深く共感できます。親として、子どもの将来を思いやる気持ちというのは洋の東西を問わず変わらないのだな、と改めて感じました。 新書版のふりがな付きということで読みやすさも申し分なく、短編集という形式も忙しい日常の中で無理なく読み進められるのが良いですね。また、本編との繋がりを感じながら読める工夫も随所に見られます。 娘とこの本について話し合う機会も増え、別の楽しみも生まれました。大人が読んでも充分に価値のある一冊だと思います。

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