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グレタ・ニンプ

グレタ・ニンプ

綿矢 りさ 小学館 2026年1月27日

感想

孫の勧めで手に取った本なんですが、これがもう大変!綿矢りささんという作家さん、こんなにぶっ飛んだ小説を書くんですね。妊婦が主人公だなんて聞いた時は正直どうなることかと思いました。 ところが読み始めたら止まりません。妊娠中の女性の本音が、ここまで直球で、ここまで面白おかしく描かれるなんて。社会的な重圧だの、体の変化だの、そういった複雑な感情が笑いに変わっていく。登場人物たちのやり取りも秀逸で、ページをめくる手が止まりませんでした。 この歳になると、若い世代の考え方をなかなか理解できないこともありますが、この本を読んでいると、なるほどそういう葛藤があるんだなと改めて気付かされます。難しい話じゃなくて、コメディとして楽しみながら、いろんなことが見えてくる。それが良いんです。 もう何十年も本を読んでいますが、こういう新しい感覚の小説に出会えるのは嬉しい。おすすめですよ。

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