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シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と水の王様

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と水の王様

三川 みり / あき KADOKAWA 2012年9月29日

感想

孫がラノベをよく読んでいるので、どんなものか試しに手にとってみた一冊です。 銀砂糖師という砂糖菓子の職人が妖精たちを助けるというファンタジーの世界。正直なところ、設定は面白いなと思いました。砂糖菓子で妖精を治療するというのは、創作性がありますね。キャラクターも個性的で、登場人物たちの掛け合いには時々ほっこりさせられます。 ただ、全体的には可もなく不可もなくという感じでしょうか。物語の展開はテンポよく進みますが、私のような年配者には少し理解しづらい部分もありました。若い世代向けに作られた作品だなというのが率直な印象です。妖精の世界観は綺麗に描かれていますし、装丁も手に取りやすいのは良い点ですね。 ラノベの入門として、または若い読者向けとしては悪くない選択肢だと思います。ただ、深い味わいや人生経験に沿った教訓を求める方には、物足りなく感じるかもしれません。気軽に楽しむ読書として、まあまあといったところです。