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こうやって、センスは生まれる

こうやって、センスは生まれる

秋山具義 SBクリエイティブ 2026年2月27日

感想

センスというと、生まれつきの才能だと思い込んでいたけれど、この本を読んで考え方が変わった。著者は「ハッとする力」を体系的に分解して、それが学習可能なスキルであることを示してくれている。 エンジニアとしてロジカルに物事を考える癖がついているぶん、デザインやコミュニケーションの世界はどうしても苦手意識があった。だが本書では、センスも「構造」があることが丁寧に説明されている。その構造を理解すれば、意識的に高めていけるという主張は、かなり説得力がある。 具体例が豊富で、街中のポスターやSNSの事例など、日常で実際に目にするものばかり。だからこそ、読んだ後は周囲を見る目が変わる。技術的な知識を学ぶのとは違う、新しい感覚が研ぎ澄まされる感じだ。 強いて言えば、理論的な部分はもう少し掘り下げてほしかった。ただ、ビジネス書としてのバランスは取れていると思う。自分のセンスに自信がない人にはぜひ勧めたい一冊。

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