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ラジエーションハウス 20

ラジエーションハウス 20

モリ タイシ / 横幕 智裕 集英社 2026年4月17日

感想

医療現場を舞台にした緊迫感のある展開が続くラジエーションハウス、20巻目も期待を裏切りませんでした。 エンジニアとして日々論理的思考を求められる生活をしていると、ついつい作品選びも堅くなりがちなのですが、このシリーズは医学知識と人間ドラマのバランスが秀逸で、ついつい引き込まれてしまいます。今巻では、これまでのエピソードが複雑に絡み合い、キャラクターたちの成長と葛藤が丁寧に描かれています。 放射線科医たちが患者と向き合う姿勢、チーム内の信頼関係、そして新たに立ちはだかる課題——毎回しっかり作り込まれたストーリーが、医療という命に関わる現場を舞台に展開されているからこその重みを感じます。ストーリーが単なるエンタメに留まらず、医療への真摯な向き合い方が伝わってくるのが素晴らしい。 長く続いているシリーズですが、むしろ巻を重ねるごとに質を高めているのではないかと思います。医療漫画として、そして人間ドラマとして、確実に面白い一冊でした。