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毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ

毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ

岡山容子 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2026年2月20日

感想

親の老後という現実的な課題に直面する可能性が出てきた年代として、このテーマは他人事ではない気がしていました。本書を読んで、正直かなり救われました。 著者が緩和ケア医という立場から、医学的な知見と人間的な温かさで綴っているところが特に良い。単なるハウツー本ではなく、関係のよくない親を看取ることの複雑な感情を認めてくれている。「こんなことを考えるのは悪い」という罪悪感に苛まれがちなテーマなのに、その感情が自然で健全だということを示してくれる著者の姿勢が心強い。 エンジニアとして論理的に物事を考える習性があるのですが、この本はそうした頭の部分だけでなく、心の整理にも役立ちます。実践的なアドバイスも盛り込まれており、いずれ訪れるかもしれない状況への心構えができました。 多くの人が避けて通りたいテーマだからこそ、向き合うためのこうした良質な本は貴重だと感じます。同じような悩みを持つ人には、ぜひ読んでほしい一冊です。

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