毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ

毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ

岡山容子

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 出版年月日:2026/02/20

ディスカヴァー・トゥエンティワン | 2026/02/20

5.00
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みんなの感想

感想

親の老化と向き合うことは、誰もが避けられない課題ですが、この本はそれを真正面から捉えています。特に関係が良好でない親を看取る局面でどう向き合うか、という普通の本では扱いにくいテーマを、緩和ケア医の実務経験と真宗の思想背景から論じている点が秀逸です。 著者の冷静で誠実な姿勢が随所に感じられ、押し付けがましさがありません。難しい親との関係だからこそ生じる複雑な感情─罪悪感、怒り、戸惑い─に対して、医学的な視点と人生哲学の両面からアプローチしているので、読んでいて自分の状況に照らし合わせながら考えることができました。 教員生活で親子関係の悩みを抱える生徒や保護者と接することもあるので、この本で学んだ視点は自分の教職にも役立ちそうです。人生経験の深みがある本だと思いますし、40代だからこそ手に取る価値のある一冊になりました。

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