ゆーきの本棚
四得摂りのすすめ

四得摂りのすすめ

吉野敏明 扶桑社 2026年7月2日

感想

最近、テレビやYouTubeで話題の「四毒抜き」の著者による新作と聞いて、さっそく手に取ってみました。80歳にもなると、健康管理がますます大事になってくるもので、この手の実践的な本には自然と興味が湧いてしまいます。 本書は「四毒抜き」の続編とのことですが、今度は逆に「四得摂り」という形で、積極的に摂るべき食材に焦点を当てています。米、魚・貝・肉、旬の食べ物、発酵食品という四つの柱は、私たち世代が昔から大切にしてきた食事の知恵そのもの。それが現代的な視点で整理されているのが実に良い。 巻末の「身体と食の歳時記」は特に秀逸で、季節ごとに何を食べるべきかが具体的に示されています。長く生きてきた身には、こうした季節の巡りと食の関係は心身ともに響くものがあります。難しい理屈ではなく、実生活ですぐに役立つ内容ばかり。定年後の人生をより良く過ごすための、頼もしい一冊だと感じました。

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