きまぐれカプセル

きまぐれカプセル

星 新一

出版社:新潮社 出版年月日:2026/08/28

新潮社 | 2026/08/28

4.18
本棚登録:27人

みんなの感想

感想

星新一ってショートショートの人って印象だったから、エッセイ集とは意外だった。でも読んでみたら、これがすごく面白くて一気に引き込まれちゃった。 SF作家本人が書いた、創作の裏側とか人間関係とか、そういう話ばっかりなんだけど、やっぱり才能のある人は違うなって感じ。江戸川乱歩とか小松左京とか、有名作家との付き合いの話も興味深いし、5000年後のタイムカプセルに何を入れるかとか、こういう視点の面白さってショートショートと通じるものがあるんだなって気づいた。 幼少期から晩年までを時間順で追えるから、一人の創作者がどう成長していったかも見えるのが良い。ユーモアたっぷりの文章だから、読んでて笑える場面もいっぱい。自分はまだ創作とか本気で考えてないけど、こういう創り手の思考回路って参考になるし、単純に読んでて楽しい。正直もっと有名になってもいい本だと思う。

感想

星新一さんのことは昔からテレビの短編ドラマで知っていましたが、まさかこんなに素敵なエッセイ集があるなんて!手軽に読める文庫本というのも、私たちシニア世代にはありがたいですね。 幼少期から晩年までの91編が時系列で並んでいるから、星新一という人物の人生がそのまま見えてくるような気がします。空飛ぶ円盤への熱中、江戸川乱歩との親交、5000年後のタイムカプセルの話など、どれもユーモアたっぷりで、読んでいて思わず微笑んでしまいます。さすが大作家だなと感じます。 何より良いのは、書籍に未収録だった作品も入っているということ。知らなかった側面が次々と出てくるのが楽しみながら読めるんです。真鍋博さんのカバーイラストもセンスが良くて、見ているだけで気持ちが和みます。 パート帰りの疲れた時間に少しずつ読んでいますが、毎日が楽しみになりました。生誕100年記念だからなのか、愛情をもって作られた本だというのが伝わってきます。

感想

星新一の生誕100年記念作品集ということで手に取ったが、これは本当に素晴らしい一冊だ。エッセイ集とはいえ、SF作家としての視点から綴られた考察や思い出話は、単なる回想録ではなく、日本の戦後文化史を追体験する興味深さがある。 特に印象的だったのは、幼少期から晩年まで時系列に並べられた構成だ。同じ著者の文章を時間軸に沿って読むことで、その思想や表現がどう変わっていったのかが自然と見えてくる。また、江戸川乱歩や小松左京といった巨匠たちとの親交エピソードは、あの時代のSF文学界の空気感を今に蘇らせてくれる。 何より驚いたのは、ユーモアセンスの素晴らしさだ。堅くなりがちなエッセイなのに、随所に笑えるエピソードが仕込まれている。管理職として日々ストレスを抱える身としては、こうした軽妙な筆致に心がほぐれる思いがした。真鍋博のカバーイラストも含めて、全体の完成度が高い。ビジネス書ばかり読んでいる人こそ、こういう作品に触れるべきだと感じた。

感想

星新一の生誕100年記念作品集ということで、気になって手に取ってみました。SF作家として有名な彼のエッセイ集ですが、読んでみるとやはり才気あふれた文章だなという印象。空飛ぶ円盤への熱中ぶりや、江戸川乱歩らとの交流秘話など、ユーモアに包まれた思い出話が91編も収められています。 ただ、正直なところ引き込まれ方は予想より淡い感じでした。エッセイ集というフォーマットのせいか、ひとつひとつが短いので、読んでいて「なるほど面白いな」と思ってもすぐに終わってしまう。もう少し深掘りされた話があれば、もっと没頭できたんじゃないかと思います。真鍋博のカバーイラストは素敵ですし、時系列で人生が追える構成も工夫されていますが、それでも全体的には「まあ悪くないけど」といった感じ。 気軽に読む分には十分ですが、もし星新一の世界にどっぷり浸かりたいなら、やはりショートショートの方が向いている気がしますね。思い出話よりも、彼の創作の秘密や工夫が知りたかったのかもしれません。

感想

星新一という作家のことをちゃんと知ったのは、実は最近のことなんです。このエッセイ集を手に取った時、こんなに面白い人だったのかと、ちょっと後悔さえしました。 幼少期から晩年までの91編が時系列に並んでいるから、星新一という人の人生そのものを辿る気分で読めます。空飛ぶ円盤への熱中ぶりや、江戸川乱歩との親交なんて話は、まるで誰かから直接聞いているみたい。どのエッセイも短くて読みやすいのに、ユーモアと才気に満ちていて、クスッと笑わされたり、「あ、なるほど」と頷かされたり。 パートの帰りの時間や、休日のちょっとした合間に気軽に開けるのも良いですね。難しい理屈はなくて、等身大の星新一がしゃべりかけてくるような感じです。こんなに素敵な人の考え方や人生を垣間見られる本が、この値段で手に入るなんて。生誕100年記念というのも粋だし、盟友・真鍋博のカバーイラストも素敵です。読んでいて本当に幸せになれます。

感想

星新一の生誕100年記念ということで手に取った一冊ですが、これは本当に素晴らしい。教科書でショートショートの創始者として習う星新一ですが、このエッセイ集を読むと、彼がいかに多才で、ユーモアと深い思慮に満ちた人物だったかが伝わってきます。 91編のエッセイが時系列で並んでいるので、幼少期から晩年までの星新一の思考の変化や関心の移り変わりを追体験できるのが面白い。UFOへの熱中、文壇での人間関係、創作活動の工夫ーーどの章も軽妙洒脱な筆致で綴られていながら、底には確かな人生哲学が流れている。5000年後のタイムカプセルに何を入れるか考える件なんて、現代に通じる問題意識として今読むと一層興味深い。 真鍋博のカバーイラストも印象的で、文庫本としての装丁も秀逸。気軽に読み始められるのに、読み終わった時には人生について、創作について、改めて考えさせられる。忙しい日常の中でも、短編ずつ拾い読みできるのも40代の身には都合がいい。こういう本こそ、多くの人に読まれるべきだと思います。

感想

星新一の生誕100年記念作品集ということで、どうしても手に取りたくなりました。管理職の傍ら時間をやりくりして読む私にとって、このエッセイ集はまさに格好の一冊。91編のエッセイと未収録のショートショートが時系列で並べられているため、少しずつ、それも断片的に読み進められるのが実に心地よい。 星新一という人物の多面性に改めて驚きました。空飛ぶ円盤への熱中、江戸川乱歩との交流、5000年後へのタイムカプセル——こうした興味深いテーマを通じて、単なるSF作家ではなく、好奇心旺盛で、ユーモアに満ちた知識人としての顔が浮かび上がります。幼少期から晩年までの軌跡をたどることで、創作の源泉がどこにあったのか、ふと理解できる瞬間も何度かありました。 真鍋博のカバーイラストも秀逸で、ビジュアル的な満足度も高い。話題性だけでなく、内容の深さと楽しさを兼ね備えた、読んで損なし。忙しい日常の中で、気軽に手に取り、ページをめくるたびに思考が刺激される——そんな贅沢を与えてくれる一冊です。

感想

医療の現場で疲れた心をリセットしたくて、気軽に読める本を探していたところこの一冊に出会いました。星新一のエッセイ集だと聞いても、正直なところ作家の個人的な話がどこまで興味深いものか不安でした。ところが開いてみると、これが意外な魅力にあふれていたんです。 幼少期から晩年まで時系列に並べられた91編を読んでいると、まるで星新一という人間の人生を辿るドキュメンタリーを見ているような感覚になります。空飛ぶ円盤への熱中、江戸川乱歩との交流、5000年後へのメッセージ——どれもが素朴でユーモアに満ちていて、一編読むごとに思わず笑顔になってしまいました。 特に印象的だったのは、著名な作家たちとの関係を綴った文章です。仕事柄、人間関係の機微には敏感な方ですが、星新一の温かく誠実な視点に心が和みました。短く読みやすいエッセイばかりなので、仕事の合間にちょこちょこ読み進められるのも魅力。真鍋博のカバーイラストも懐かしく素敵です。 気軽に読みながらも、日本を代表するSF作家の人生に触れられる。そんな素敵な一冊に出会えて、本当に良かったと思います。

感想

星新一とはもう四十年以上の付き合いになる。若い頃からショートショートの鮮烈さに魅せられ、彼の本は何冊も愛読してきた。その大家が生誕百年を迎えるとあって、この『きまぐれカプセル』を手に取らずにはいられなかった。 本書は単なるエッセイ集ではない。幼少期から晩年まで、時系列で並べられた九十一編を読み進めると、ひとりの知識人の思考の軌跡がありありと浮かび上がってくる。UFOへの熱中、江戸川乱歩との交流、和田誠との友情――これまで知らなかった側面が次々と明かされる。 なによりも驚いたのは、ユーモアの深さだ。五千年後のタイムカプセルに何を入れるか、という発想の豊かさ、そして人生経験から滲み出る達観の味わい。八十の身で読むと、人間が時間とどう向き合うか、という根本的な問題が静かに胸に落ちてくる。真鍋博のカバーイラストも素晴らしく、懐かしさと新しさが交錯する。 話題の一冊というだけでなく、本当に良い本だった。

感想

星新一のエッセイ集ということで、迷わず手に取りました。SF作家としての顔だけじゃなく、こんなに多彩な執筆活動をしていたのかと驚かされます。 幼少期から晩年まで時系列で91編が収められているんですが、読んでいると星新一という人間がずっと好奇心旺盛で、ユーモアにあふれていたことが伝わってきます。空飛ぶ円盤の話から江戸川乱歩との親交まで、どれも軽妙な筆致で綴られていて、ぐいぐい引き込まれます。 文庫化されていない作品も含まれているというのがいいですね。わざわざ本を買う値打ちがあります。何より、真鍋博のカバーイラストがいい味出していて、見るたびに思わず手に取りたくなります。 商売をやっていると時間に追われることばかりですが、この本は一編が短いので、朝の支度の合間や就寝前にさっと読める。気軽に読むつもりでも、その才気とペーソスに引き込まれて、ついつい長く読んでしまいます。生誕100年の記念作品集として、これ以上ない選集だと思いますよ。

感想

星新一の生誕100年を記念した本ということで、手に取ってみました。エッセイ集とは知りませんでしたが、これがまた面白い。空飛ぶ円盤への熱中ぶりや、乱歩や小松左京といった巨匠たちとの交流の話など、SF作家の裏側が見える思いがしました。 何より驚いたのは、その筆の軽さです。科学的な話題であっても、人間関係の話であっても、ユーモアをくすぐりながらするりと読ませてしまう。75を過ぎた身としては、こういう「肩の力を抜いた文章」というのは、実に読みやすく、心地よいものです。 時系列で並んでいるおかげで、星新一という人物が若き日から晩年へと変わっていく様子も伝わってきます。未収録の短編も含まれているというのも、ファンならずとも得した気分になれます。真鍋博のカバーイラストも素敵。 気軽に何度も手に取って、好きな篇を拾い読みするのに最適な一冊だと思います。

感想

星新一の生誕100年記念ということで手にとってみました。ショートショートの大家として知られる彼ですが、本書はエッセイ集という異なる角度から彼の人生と思想に迫る構成です。 幼少期から晩年までを時系列で追うことで、創作の背景にある思考や経験が垣間見えるのは興味深い。UFOへの熱中や大物作家との交流など、小説には書かれない素顔が感じられます。真鍋博のカバーイラストも秀逸で、ページをめくる喜びがあります。 ただし、エッセイという性質上、短編ごとの密度にばらつきがあるのは否めません。秀逸な一編と、読んでいて「これはどうかな」という一編が混在している。また、既存の著作集と重複する内容も見受けられたので、星新一のファンなら既知の話も多いかもしれません。 話題性に惹かれて手に取る価値は十分ありますが、深掘りを期待するとやや物足りなさが残ります。彼の全貌を知る入口としては適切な一冊と言えるでしょう。

感想

星新一の生誕100年記念ということで、この一冊を手に取った。SF作家としての顔だけでなく、エッセイストとしての魅力にあらためて気づかされる作品集である。 本書の面白さは、時系列に並んだ91編のエッセイを通じて、一人の作家の人生と思考の変化が辿れる点だ。幼少期から晩年まで、その時々に星新一が何に惹かれ、何を考えていたのかが自然と見えてくる。江戸川乱歩や小松左京といった大物作家との交友秘話も興味深いし、5000年後へのタイムカプセルの話など、SFファンならではの想像力も随所に感じられる。 何より驚くのは、その文体の鮮烈さである。ユーモアと才気に満ちた短編群は、読むたびに「こんな視点があるのか」と唸らせられる。真鍋博のカバーイラストも時代の風合いを見事に表現しており、ビジュアル面でも楽しめる。 これまで星新一をショートショートの人としか認識していなかった向きにも、本書は新しい扉を開いてくれるはずだ。知的興奮と懐かしさが同時に味わえる、大人の読書体験ができる一冊。

感想

星新一の生誕100年記念ということで、話題になっているこの本をようやく読みました。正直、こんなに面白いとは思いませんでした。 エッセイ集というと堅苦しいイメージを持ってたんですけど、全然違う。91編という膨大な作品が時系列で並んでいるから、まるで一人の天才の人生を一冊で追体験している感じ。幼少期から晩年まで、その時々の関心事がユーモアたっぷりに綴られています。 特に印象的だったのは、有名作家たちとの親交を描いた部分。江戸川乱歩や小松左京との関係性が垣間見えると、なんだか親友になった気分になる。それでいて、星新一自身の視点がいつも独特で、読んでいて「あ、だからこの人はあんな作品を書いたんだ」って納得することばかり。 真鍋博さんのカバーイラストも素敵で、本を開くたびにテンションが上がります。未収録のショートショートもあるから、ファンにとっては必読。流行りの本もいいけど、こういう名著との出会いは本当に大事だなって改めて感じました。

感想

星新一の生誕100年記念ということで、手に取ってみました。エンジニアとして論理的な思考に偏りがちな私ですが、このエッセイ集を読んでいると、創作の背景にある柔軟な発想がいかに大切かを改めて感じさせられます。 91編のエッセイが時系列で並んでいるため、若き日の好奇心から晩年の落ち着きまで、星新一の人生がそのまま映し出されているようです。特に印象的だったのは、SF作家として知られる彼が、実は多くの創作者たちとの交流や日常の小さな出来事から着想を得ていたという点。江戸川乱歩や小松左京との関係性も興味深く、単なる創作家としてではなく、一人の人間として彼を知ることができます。 ユーモアと才気に満ちた文体で、長編を読むような疲労感がなく、それぞれが独立して楽しめるのも文庫版の魅力です。ただし、SF好きはもちろん、創作者や思考の過程に関心がある人にこそ強く勧めたい一冊。真鍋博のカバーイラストも素敵です。

感想

星新一の生誕100年記念作品集ということで、SF作家として活躍した彼の多彩な一面を知りたいと思い手に取りました。エッセイというのは小説と違って、著者の人柄が直接伝わってくるジャンルですから、期待値は高かったのです。 本書を読んでみると、確かに興味深いエピソードが詰まっています。空飛ぶ円盤への熱中やタイムカプセルの中身など、独特の視点からの思考が垣間見えます。乱歩や小松左京といった同時代の作家たちとの交流についても、文学史的な価値があって興味深いです。 ただ、全体的な構成としては、時系列で並べられた91編すべてが同じ重みを持つわけではなく、どうしても淡白に感じられる部分もありました。エッセイ集ということで単発の随筆が多く、一冊通して読むと散漫な印象が残ります。個別の作品の質は悪くないのですが、何か大きな軸となるテーマや物語性があれば、もっと引き込まれたかもしれません。 真鍋博のカバーイラストは素晴らしいので、装丁としては申し分ありません。星新一のファンには必読かもしれませんが、一般的な読者には「悪くはないけれど特に強くおすすめはしない」という印象です。

感想

星新一の生誕100年記念ということで手に取ってみました。正直、ショートショートの印象が強かったので、エッセイ集というのは新鮮でしたね。 91編もの文章が時系列に並んでいるおかげで、若き日の好奇心旺盛な星新一から、成熟した表現者へと変わっていく過程が自然と見えてきます。空飛ぶ円盤への熱意、江戸川乱歩や小松左京といった大物作家との交流……こうした意外な素顔が垣間見えるのが本当に面白い。 何より印象的なのは、その軽妙な筆致です。真面目なテーマでもどこかユーモアが利いていて、読んでいて思わずクスッと笑ってしまう箇所が随所にあります。会社帰りのちょっとした時間に気軽に開いて、1編ずつ楽しむのに最適。堅苦しくない、でも心に残る——そんな上質なエッセイが詰まっています。 文庫本というのも手軽でいいですね。通勤時間の相棒として、これからも手放せそうにありません。

感想

星新一の生誕100年記念ということで手に取りました。ショートショートの名手として知られる彼ですが、このエッセイ集を読むと、その多面的な魅力がいかに自分の人生経験に根ざしていたかがよくわかります。 幼少期から晩年まで時系列に並んだ91編は、まさに一人の知識人の思考の遍歴そのもの。空飛ぶ円盤への熱中、江戸川乱歩や小松左京との交流、5000年後の未来人への手紙——こうした多彩なテーマを通じて、好奇心旺盛な知性がどのように培われていったのかが見えてきます。 何より感じるのは、文章の確かさです。ユーモアに満ちながらも、きちんと思想を貫く筆致。主婦業の傍らで本をよく読む身としては、こうした才気あふれる名文に触れることの豊かさを改めて感じました。未収録作品が含まれているのも嬉しい配慮。真鍋博のカバーイラストも品があり、大切に読み続けたい一冊になりました。

感想

星新一の生誕100年記念ということで手に取ってみました。正直なところ、これまでショートショートの作品集は何冊か読んでいましたが、エッセイ集は初めて。ところがこれが予想外に面白い。 著者が空飛ぶ円盤に夢中になった話や、5000年後へのタイムカプセルの中身を考える――こうした一見くだらない、けれど本当は大切な思考の瞬間を綴った文章が詰まっています。江戸川乱歩や小松左京といった同時代の大家たちとの交流についても、ユーモアたっぷりに語られていて、懐かしい昭和の文壇の空気が伝わってくる。 幼少期から晩年まで時系列に並べられた91編を読み進めていると、ひとりの天才がどのように思考し、どのように作品を生み出していったのかが自然と見えてくる感覚があります。真鍋博の素敵なカバーイラストも良いアクセント。気軽に拾い読みもできますし、通して読んでもいい。このくらいの年代になると、こういう気負わない読み方ができる本が心地よいですね。

感想

星新一のエッセイ集ということで、何となく手に取ってみました。SF作家として有名な人だけど、エッセイがどんな感じなのか気になってたんです。 読んでみると、確かに短編ばかりで読みやすいし、ユーモアのある話も結構あって面白いなって思いました。空飛ぶ円盤の話とか、江戸川乱歩との交流の話とか、へえ〜って感じで。真鍋博のイラストも素敵です。 ただ、正直なところ、高校生の私にはちょっと難しい部分もあったというか、昔の人の話だから今の自分たちの生活とはズレがあるような気がして。面白いんだけど、すごく惹き込まれる!みたいな感じではなかったです。時系列で並んでるのはいいんだけど、短編ばかりだから、話によって当たり外れがあるのかなって。 星新一ファンの人には絶対いいと思います。でも、私みたいに気軽に読みたい!って人には、ショートショートの方が向いてるかもって感じました。

感想

星新一の生誕100年を記念した作品集ということで、期待を込めて手に取りました。幼少期から晩年まで時系列に並べられた91編のエッセイから未収録作品を厳選したという触れ込みも魅力的でしたし、真鍋博のカバーイラストも素敵です。 ただ、読み進めてみると若干物足りなさを感じました。確かに個々のエッセイは星新一らしいユーモアと機知に満ちており、江戸川乱歩や小松左京との交流など興味深い逸話も多く収録されています。しかし全体として見ると、既に他の著作で目にしたエピソードの繰り返しが多いような印象を受けてしまいました。 また、時系列で並べられているという構成は理にかなってはいますが、それゆえにまとまりのある読書体験というより、断片的な回顧録を読んでいるような感覚に陥りやすい点も残念です。SF作家としての創作活動の本質に迫るような深掘りが、もっとあっても良かったと思います。 記念作品集としての完成度は高いのですが、星新一のエッセイをある程度読み込んでいる人には、やや既視感が強いかもしれません。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ