珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

岡崎琢磨

出版社:宝島社 出版年月日:2026/03/04

宝島社 | 2026/03/04

3.78
本棚登録:10人

みんなの感想

感想

珈琲店タレーランシリーズの9作目。毎回楽しく読んでいるシリーズなので、今回も手に取ってしまいました。 相変わらず珈琲店という舞台設定は素敵で、バリスタの切間美星とアオヤマの掛け合いも心地よい。謎解きの要素も適度に盛り込まれていて、気軽に読む分には十分楽しめます。ただ、正直なところ今作は少し物足りなさを感じました。 レビューサイトへの悪評投稿と消失した猫といった複数の謎が絡み合う設定は興味深いのですが、解き明かされる過程がやや駆け足気味というか、もう少し丁寧に追っていきたかったな、という印象。掌編「優しい人」も収録されているので、ボリュームの問題ではないんですけどね。 シリーズを追い続けている人なら問題なく読める一冊ですし、珈琲店の日常を見守る感覚で読むには心地よいです。ただ、全体としては可もなく不可もなく、という感じでしょうか。次巻に期待したいところです。

感想

シリーズ9巻目にして、相変わらずの面白さ!珈琲店タレーランはもう私の常連店みたいな感覚で読んでます。 今回は低評価レビューと消えた猫という、日常的だけど妙に引っかかる謎から始まるんですが、このちょっと不気味な雰囲気がたまりません。バリスタの美星とアオヤマの掛け合いも相変わらず素敵で、二人の関係性の変化にもキュンときちゃいました。 個人的には、ミステリーの謎解きの部分よりも、喫茶店という舞台を活かした人間関係のもつれとか、そこから生まれる感情のズレみたいなのが面白いなって思います。珈琲の描写も相変わらず丁寧で、読んでる途中に自分もコーヒーが飲みたくなっちゃう。 9巻まで来ると、キャラたちの歴史や関係性が積み重なってるから、より一層物語に引き込まれる感じ。シリーズを続けて追ってる人なら絶対満足できると思います。掌編も良い味出してました。次はいつ出るんだろう…早く続きが読みたい!

感想

タレーランシリーズの9巻目、相変わらずの面白さです!このシリーズ、気軽に読める喫茶店ミステリーとして気に入っていて、新刊が出るたびに手に取ってしまいます。 今回は、SNSの低評価レビューという現代的なテーマを扱っていて、自営業の身としては思わず考えさせられてしまいました。ネットでの評判って本当に怖いし、実際の営業に影響するんですよね。その葛藤がリアルに描かれていて、単なるミステリーとして以上に引き込まれました。 相変わらず美星とアオヤマの掛け合いは楽しいし、珈琲の描写も香りまで感じるような素敵さ。そして何より、謎解きまでの過程がちゃんと丁寧に描かれているところが好きです。派手さはないけど、こういう落ち着いた雰囲気のミステリーって、仕事の合間の息抜きにぴったり。 掌編「優しい人」も余韻が残る素敵な話でした。シリーズ累計265万部というのも納得です。

感想

SNSで話題になっていたので手に取ってみました。シリーズ9作目ということで、どんな作品なのか興味がありました。 珈琲店を舞台にしたミステリーというコンセプトは素敵です。レビューサイトの悪評という現代的な題材も、今どきだなと感じました。ただ、正直なところ、事件の謎解きとしてはやや物足りない印象を受けてしまいました。 キャラクターたちの掛け合いは楽しく、珈琲の描写も丁寧で、読んでいて心地よい雰囲気は保たれているのですが、ミステリーの部分では「ああ、そういう展開なんだ」という感じで、特に驚きや感動を覚えることはありませんでした。 シリーズの長期連続ということもあり、ファンにとっては馴染み深い世界観が心地よいのだと思います。実際、キャラクターの関係性や雰囲気は好ましいです。ただ、新たに手に取る読者にとっては、可もなく不可もなく、という感じでしょうか。 シリーズを追っている方であれば十分楽しめる作品だと思いますが、私のように途中から入る場合は、事前にシリーズ全体の世界観を理解してから読むことをお勧めします。

感想

珈琲店タレーランシリーズをずっと愛読していますが、この第9巻も本当に傑作でした。レビューサイトに書き込まれた悪評、消失した猫、そしてカバーの謎と、一見バラバラに見える事件が絶妙に絡み合う構成は見事の一言。 バリスタの美星とアオヤマのコンビが、日常の違和感から丁寧に推理していくプロセスが心地よい。忙しい管理職生活の中で、こういう落ち着いた時間の流れを感じさせてくれる作品は貴重ですね。珈琲の描写も相変わらず素敵で、実際に読んでいると店内の香りが漂ってくるような没入感があります。 今回のテーマである「人と人との繋がり」や「優しさ」といったメッセージも、仕事で疲れた心に染み渡ります。巻末の掌編も含めて、9巻目にして衰えない魅力を保ち続けているのは本当に素晴らしい。シリーズを通して成長していくキャラクターたちのことも応援したくなります。次巻が待ち遠しい。

感想

シリーズ9作目ということで、今さらながら手に取ってみました。話題になっているのも納得です。 この巻は、珈琲店タレーランに寄せられた連続する低評価レビューが謎解きの中心。公務員として日々書類作成に携わる身としては、レビューや評判というものがどれほど営業に影響するか痛感しているので、この設定だけで引き込まれました。 主人公たちの推理の過程が自然で、各登場人物の動機もしっかり描かれています。バリスタの美星とアオヤマのやり取りも心地よく、二人の関係性の微妙な変化を感じながら読むのが楽しい。珈琲の描写も丁寧で、店を訪れたことのない私でも、あの空間に吸い込まれていくような感覚を味わえます。 収録の掌編「優しい人」も素敵でした。本編との絶妙なバランスが、このシリーズの魅力なんだと改めて感じます。ミステリーとしての満足度と、喫茶店という舞台の温かさが両立している稀有なシリーズ。これからも追い続けたいと思わせてくれる一冊です。

感想

珈琲店タレーランシリーズ9巻目です。前の巻から読んでるので、キャラの雰囲気とか世界観はもう好きなんですけど、この巻はうーん…って感じでした。 低評価レビューと消えた猫の謎を追うストーリーで、設定自体は面白いんです。でも推理パートがちょっと単調というか、予想できちゃう部分が多かったかな。美星とアオヤマの掛け合いは相変わらず良好で、二人のやり取りを読んでるだけで癒されるんですが、今回はミステリー要素がそこまで引っ張れていないというか…。 掌編の「優しい人」は短編ながらも温かみがあってよかったので、その部分は救いでした。珈琲の描写も相変わらず丁寧で、読んでて落ち着ける雰囲気は最高です。ただシリーズを続けて読むと、毎回のパターンがちょっと見え始めてる感じもしますね。 可もなく不可もなく、という印象。好きなシリーズだから続きも読むと思いますが、もう少し謎解きに力が欲しかったなあ。

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