ゆーきの本棚
中学生までに読んでおきたい日本文学(全10巻セット)

中学生までに読んでおきたい日本文学(全10巻セット)

あすなろ書房 2011年4月1日

感想

80年も生きていますと、時代とともに変わる教育や読書の在り方について、ついつい考えてしまいます。このセット本を手にしたのは、今どきの若い世代にどんな作品が推奨されているのか確認したいという好奇心からでした。 開いてみると、懐かしい作品から現代の話題作まで、実に上手く選書されていますね。夏目漱石や芥川龍之介といった古典の傑作はもちろんですが、近年注目されている作家の作品も含まれていて、時流を感じさせます。何より各巻の構成が工夫されており、難度も段階的に上がっていく。昔の国語の教科書よりよほど洗練されています。 退職後、読書の時間を大切にしてきましたが、この企画は単なる教材ではなく、日本文学の奥深さを幅広く味わうための良い案内役となっています。孫たちへの贈り物としても最適でしょう。わが国の文学の粋が、これ一セットに凝縮されている。長く愛読される一冊として価値があると思われます。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ