一郎の本棚
感想

ベストセラーということで少し慎重に選びながら、いざ読み始めてみたら一気に引き込まれました。正直なところ、こんなに面白いサスペンスに出会えるとは思っていませんでした。 冒頭から監禁されたアレックスの状況が描かれるのですが、その緊迫感がすごい。ただ単なるサスペンスではなく、彼女の内面がどんどん明かされていく過程で、予想していたストーリー展開が次々と裏切られていきます。この予測不能感が本当に素晴らしい。 新社会人で毎日疲れているのに、帰宅後も続きが気になって徹夜してしまったほどです。登場人物たちの心理描写も非常に丁寧で、単なる謎解きではなく、人間そのものの複雑さが浮かび上がってくる。 終盤の衝撃度は相当なもので、読了後にしばらく余韻に浸ってしまいました。英米ミステリ界で話題になったというのも納得です。慎重派の僕でも文句なくお勧めできる一冊。これからサスペンスを読もうとしている人には特に手にとってほしいですね。

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