本と珈琲の本棚
アラサーがVTuberになった話。8

アラサーがVTuberになった話。8

とくめい / カラスBTK KADOKAWA 2026年4月30日

感想

シリーズ8巻ともなると、もう登場人物たちとの付き合いも長くなってきました。VTuber業界を舞台にしたこの作品、初めは新鮮に感じていたのですが、最近は読み進めるのが少し義務的になってきたかな、というのが正直なところです。 今巻は業界内での対立や噂が主なテーマで、複雑な人間関係が絡み合っています。その辺りの描写は丁寧ですし、キャラクターたちがどう動くのかは気になります。ただ、事態が進展する様子をみていると、似たようなエピソードの繰り返しになっているような感覚もあります。 新人VTuberの登場や過去とのつながりといった要素は興味深いのですが、物語全体としては「まあ、こんなもんか」という感じ。退勤後にのんびり読むには悪くないですが、心を掴まれるほどの面白さはないですね。次巻でどう転開するのか、その程度の関心で続きを読むことになるのかな、という状態です。