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野球が好きすぎて 2021-2025

野球が好きすぎて 2021-2025

東川 篤哉 実業之日本社 2026年5月28日

感想

最近、書店で見かけたこのタイトルに思わず手が伸びてしまいました。野球という自分も若い頃から愛してやまないテーマに、エッセイと小説が混在した作品という珍しい形式。どんな内容なんだろうと期待に胸をふくらませて読み始めたのですが、いやはや、素晴らしい。 著者のユーモアセンスが光っていて、野球への向き合い方がこんなに面白おかしく、かつ心温まる形で描かれるなんて。軽く読める文体でありながら、ところどころにきちんとした思索の深さが感じられるのが、この手の作品の魅力ですね。 何より、年を重ねた今だからこそ共感できる部分がたくさんありました。人生経験があるからこそ笑える場面、考えさせられる場面。朝の通勤電車や仕事の休憩時間にちょっと読むには本当に丁度いい一冊です。これまで気軽な読書を楽しんできた身としては、こういう気張らずに読める良質なエッセイ・小説はもっと増えてほしいくらい。強くお勧めできる作品です。