むしの本棚
おっさん異世界で最強になる 5 〜物理特化の覚醒者〜

おっさん異世界で最強になる 5 〜物理特化の覚醒者〜

次佐 駆人 / peroshi KADOKAWA 2026年4月10日

感想

シリーズもついに5巻目。毎回のセオリー通りに派手な戦闘が繰り広げられるかと思いきや、今巻はスフェーニアの背景にしっかりスポットが当たるようになってて、キャラクター周りの掘り下げが想像以上に面白かった。 エルフの奥里という新しい舞台設定も、単なる背景ではなく物語に深く関わってくる重要な場所として機能してるのが良い。そして何より、新たに登場する『黄昏の眷族』との関わりが、これまでのテンプレートを気持ちよく裏切ってくれる。最初は予想通りの流れかと思ったけど、中盤以降で「あ、そう来るか」って感じで引き込まれた。 おっさんこと主人公のソウシも、単に強いだけでなく、その強さの源泉が物理特化という地味だけど一貫した個性として磨かれていく過程が面白い。派手さだけを求めてる時もあるけど、こういう泥臭い成長物語も嫌いじゃない。気軽に読むラノベとしては充分以上のレベルだと思う。続きが気になります。

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