最近、このシリーズがお気に入りで、7巻も迷わず手にしてしまいました。南国での休暇の場面が中心とのこと、読んでいてほんとに気分がいいですね。穏やかな物語の流れが心地よくて、パート仕事で疲れた日の夜に読むと、ふっと肩の力が抜ける感じです。 異世界ファンタジーといっても、難しい設定や複雑な人間関係がないのが良いところ。さらりとした文章で、登場人物たちの様子が目に浮かぶようです。シリーズを重ねるごとに、キャラクターたちへの愛着も深まってきました。 コミカライズやファンブックも出ているとのことで、今はそっちにも興味津々。同じ世界観をいろんな形で楽しめるなんて、こういう時代になったんだなあと感心します。疲れない読書、癒される物語を求めている方には、ほんとにおすすめできる一冊ですよ。
最近登録された他の本の感想
2026年06月12日
有名な作家さんたちが集まった短編集ということで、つい手に取ってしまいました。「捨てられないモノ」というテーマは、年を重ねた身としては本当に身につまされます。机の引き出しにだって、もう何年も使っていない物ばかり。だからこそ、この本の視点は面白いなと思いました。 ただ、正直なところ、すべての短編が心に響いたわけではありません。素敵だなと感じる作品もあれば、ちょっと物足りないと感じるものもありました。やはり作家さんによって得意不得意があるんでしょうね。二十編も入っているので、好みが分かれるのは仕方ないかもしれません。 それでも、懐かしい品物についていろんな角度から考えさせてくれるという点は良かった。久しぶりに奥の方にしまってある物を見つめ直してみようかな、という気になります。文庫本だから持ち運びも便利だし、気軽に読むのにちょうどいい一冊。パートの休憩時間なんかに少しずつ読み進めるのが、このような短編集にはぴったりですね。
2026年06月11日
もう16巻ですって。このシリーズはね、毎回楽しみにしているんですよ。くるねこ大和さんの描く猫たちの様子がね、本当に愛らしくて、パート帰りの疲れた時にこれを開くと気持ちがほっこりするんです。 今回も相変わらず猫ちゃんたちのいたずらぶりや、著者さんが何度も引き取ってしまう様子が微笑ましく描かれていますね。こういう話を読んでいると、命を大切にする心の大事さってものが自然と伝わってくるんです。わたしだって若い頃は動物にあまり関心がなかったけれど、年を取った今だからこそ、この本の良さがわかる気がします。 描き下ろし番外篇も入っているということで、新しい話も楽しめるし、愚連隊篇の面白さはいつもの通り。猫だらけの生活ぶりに笑ったり、時にはちょっと涙ぐんだり。そういう自然な感情の起伏を感じられるのが、このシリーズの魅力だと思うんですよ。気軽に読めて、心が温かくなる。そういう本をこの年になっても出会えるというのはありがたいことだなあと思います。
2026年06月10日
パート先の同僚が「いい本だよ」って勧めてくれたので、手に取ってみました。精神科医が患者さんとの対話を通じて気づいたことをまとめた本なんですね。 正直なところ、最初は難しい話なのかなって思ったんですが、読んでみるとすごく身近な内容でした。弱さや傷つきを受け入れることの大切さ、無理に強がる必要はないんだってことが、素直に心に入ってくる。人生の後半戦を歩んでいる私からすると、「ありのままでいい」っていうメッセージがね、ほっとさせてくれるんです。 78年も生きていると、いろいろ背負ってきたものがあるし、完璧でなきゃいけないなんて思い込みもあった。この本を読んで、そういう重荷をちょっと下ろせた気がします。医学的な難しい話というより、人生経験に基づいた温かなエッセイを読む感覚で楽しめました。同じくらいの年代の友人にも貸してあげたいと思います。
2026年06月08日
この本の面白さには、本当に引き込まれてしまいました。神社ツアーの提案から始まる冒険なのですが、ただの旅の話ではなくて、日本の歴史や結界術といった深い知識が織り交ぜられているんです。 龍神ガガと新しく登場する美夜件という予言獣のキャラクターが楽しくて、二人の掛け合いを読んでいるだけで笑顔になります。年を重ねた私でも、こういう軽妙でユーモアのある描写は心がほぐれますね。 そして何より素晴らしいのは、バラバラに見える歴史の出来事が少しずつ繋がっていく過程です。徳川家康の結界術や平安京の陰陽道の話なんて、学校では教わらない興味深い知識で、読んでいて「へえ、そんなことがあったのか」と感心しきりでした。 仙台から全国を巡る旅の描写も丁寧で、まるで自分も一緒に旅をしているような気分になります。怨霊たちの真実にたどり着く場面は、思わず目を離せなくなってしまいました。気軽に読める小説でいながら、歴史への好奇心も満たしてくれる、そういう素敵な一冊です。
2026年06月08日
図書館で見かけて、「猫さえいれば」というタイトルに思わず手に取ってしまいました。うちにも昔、可愛い三毛猫がいたんです。今は一人暮らしなので、こういった猫のお話は本当に心がなごみます。 何人もの作家さんが書いた短編集なので、どれを読んでも新しい発見がありますね。猫たちが登場人物たちの人生にどんなふうに関わっていくのか、ほほえましくて、時には少し切なくて。パートの仕事で疲れた日の帰り道、バスの中でこの本を開くと、ふわっと気持ちが軽くなります。 どのお話も長すぎず、でも丁寧に描かれているから、老眼の目にも優しい。文庫本のサイズも持ちやすくて、何度も読み返したくなります。猫好きさんはもちろん、そうでない方にも読んでもらいたいですね。こういう温かい物語、今の時代に本当に必要だと思うんです。
2026年06月08日
このところ孫の音楽発表会が続いていたせいか、タイトルの「チェロ」という言葉が目に留まって手にした一冊です。スパイものなんて今まで読んだことがなかったのですが、こんなに素敵な作品があるんですね。 主人公の橘さんという方が、心に傷を抱えながら潜入調査という任務に向き合う様子が、とても丁寧に描かれていました。最初は任務のために音楽教室に通うのですが、そこで浅葉先生との出会いや、仲間たちとの関係が少しずつ心を温かくしていく。その過程が本当に優しくて、読んでいて自分まで温かい気持ちになりました。 チェロという楽器の描写も美しく、音が聞こえてくるようでした。パートの仕事が終わった後、疲れているはずなのについ続きが気になってしまい、何度も夜更かししてしまいました。スパイと音楽という組み合わせが絶妙で、どちらの要素も大切に扱われていて好感が持てます。こういう感動的な作品、もっと出会いたいです。
2026年06月08日
野球選手の近本さんが書いた本ということで、どんなお話かなと思って手に取ってみました。野球の成績のことはよくわかりませんけれど、この本を通じて、小さな体で大きな成果を出すまでの工夫や心構えが伝わってくるようです。 「決めつけんの、はやない?」というタイトルの言葉が印象的で、黒と白の二者択一ではなく、その間で柔軟に生きていくという考え方はなるほどと思わされました。仕事にも人間関係にも通じる大事なことが書いてあるんでしょう。 ただね、私のような年寄りには、野球の専門的な話がちょっと難しくて、全部を理解するのは大変でした。それでも、どんな仕事でもコツコツと続けることの大切さ、穏やかに清らかに生きるというメッセージは素敵だなと感じます。もっと日常的な話や例え話があれば、もっと親しみやすかったかもしれません。気軽に読む分には良い本だと思います。
2026年06月06日
新聞の書評欄で見かけて、つい手に取ってしまいました。恋の終わりや心の痛みを扱った短編集と知っていたので、少し構えながら読み始めたんです。 ですが、蓋を開けてみると、どの作品も胸に染みるように優しいんですね。濃密な恋が壊れていく悲しみを描いた表題作も、もちろん切実なのですが、それでいて絶望的にならない。むしろ、そういう痛みを経験しながらも、人は前に進むんだという、静かな力強さを感じました。 特に印象的だったのは、若い頃の恋の思い出を綴った作品たち。こちらは懐かしさと、あのころの青臭さが蘇ってきて、思わず微笑んでしまいました。自分自身の人生を振り返らせてくれる作品ばかりです。 文章も読みやすく、短編だからパート帰りの疲れた体でも気軽に読み進められました。つらいことがあっても、きっと大丈夫。そう優しく励ましてくれるような一冊。これからもときどき手に取りたくなる本です。
2026年06月06日
孫が読んでいるマンガで、表紙が派手だったので何となく手に取ってみました。同じ名前の女の子二人の友情の話ということで、ストーリーはシンプルで追いやすかったですね。 ただね、このシリーズは4巻目ということもあって、すでにお話が進んでいるのか、登場人物がたくさんいてちょっと複雑に感じてしまいました。音楽やファッションといった若者の世界の話が中心で、私たちの年代には少し遠い内容かもしれません。絵もきれいで、キャラクターたちは魅力的に見えるのですが。 若い方が読めば、もっと楽しめるのだろうなと思います。私にはちょうど普通、といったところでしょうか。シリーズの最初から読むと、もっと物語に入り込めたのかもしれませんね。気軽に読むにはいいのですが、途中からの購入はおすすめしづらいかな、というのが正直な感想です。
2026年06月01日
図書館で見かけて、なんとなく手に取った本でした。帯の文句が胸に響いたんです。正義と現実のはざまで揺れる人生──それって、私たちの誰もが何らかの形で経験していることではないかしら。 この小説は、大企業という大きな組織の中で、信念を貫こうとした一人の労働者の歩みを描いています。読んでいて思ったのは、著者の言葉選びの優しさです。重いテーマなのに、決して説教的にならず、ちょうど人生の峠を越えてきた私の心に静かに響き渡ってきました。 青春時代の迷い、上京してからの葛藤、仲間との絆──各章が無理なく流れていて、気持ちよく読み進められます。特に人間関係の描き方がいいですね。きれいごとではなく、複雑で、だからこそ真実味がある。 78年生きてきた私が読んでも「ああ、わかるわ」と共感できる部分がいくつもありました。人生ってこんなもの、という達観ともちょっと違う、温かみのある世界観が好きです。気軽に読めるけれど、心に残る。そういう本、いいですね。
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