こころの傷つきをなかったことにしないでください 強くなれなかった精神科医が痛みに向き合ってわかったこと

こころの傷つきをなかったことにしないでください 強くなれなかった精神科医が痛みに向き合ってわかったこと

清水 研

出版社:KADOKAWA 出版年月日:2026/04/28

KADOKAWA | 2026/04/28

4.50
本棚登録:2人

みんなの感想

感想

パート先の同僚が「いい本だよ」って勧めてくれたので、手に取ってみました。精神科医が患者さんとの対話を通じて気づいたことをまとめた本なんですね。 正直なところ、最初は難しい話なのかなって思ったんですが、読んでみるとすごく身近な内容でした。弱さや傷つきを受け入れることの大切さ、無理に強がる必要はないんだってことが、素直に心に入ってくる。人生の後半戦を歩んでいる私からすると、「ありのままでいい」っていうメッセージがね、ほっとさせてくれるんです。 78年も生きていると、いろいろ背負ってきたものがあるし、完璧でなきゃいけないなんて思い込みもあった。この本を読んで、そういう重荷をちょっと下ろせた気がします。医学的な難しい話というより、人生経験に基づいた温かなエッセイを読む感覚で楽しめました。同じくらいの年代の友人にも貸してあげたいと思います。

感想

SNSで話題になっていたので手に取ってみました。精神科医の著者が「強くなること」ではなく「弱さと向き合うこと」の大切さを説く内容で、正直目からウロコでした。 人生経験を重ねてくると、つい無理をして強がってしまう癖がついているんですよね。でもこの本を読んでいると、そうした自分の感情を否定せず、むしろ認めることで初めて前に進めるんだということが腑に落ちます。がん患者との対話を通じた具体的な事例も多く、机上の空論ではなく本当に人の心に寄り添った言葉になっています。 特に「親から与えられた人生の脚本を修正していく」という考え方は、子育てに忙しい主婦生活の中で見失っていた自分自身を取り戻すきっかけになりました。人生100年時代と言われる中で、どう生きるかを真摯に考えさせてくれる一冊です。子どもたちにも読ませたいくらい。今、話題になっているのも納得できます。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ