みいの本棚
こころの傷つきをなかったことにしないでください 強くなれなかった精神科医が痛みに向き合ってわかったこと

こころの傷つきをなかったことにしないでください 強くなれなかった精神科医が痛みに向き合ってわかったこと

清水 研 KADOKAWA 2026年4月28日

感想

SNSで話題になっていたので手に取ってみました。精神科医の著者が「強くなること」ではなく「弱さと向き合うこと」の大切さを説く内容で、正直目からウロコでした。 人生経験を重ねてくると、つい無理をして強がってしまう癖がついているんですよね。でもこの本を読んでいると、そうした自分の感情を否定せず、むしろ認めることで初めて前に進めるんだということが腑に落ちます。がん患者との対話を通じた具体的な事例も多く、机上の空論ではなく本当に人の心に寄り添った言葉になっています。 特に「親から与えられた人生の脚本を修正していく」という考え方は、子育てに忙しい主婦生活の中で見失っていた自分自身を取り戻すきっかけになりました。人生100年時代と言われる中で、どう生きるかを真摯に考えさせてくれる一冊です。子どもたちにも読ませたいくらい。今、話題になっているのも納得できます。

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