モノガタリは終わらない

モノガタリは終わらない

モノガタリプロジェクト

出版社:集英社 出版年月日:2026/02/20

集英社 | 2026/02/20

4.20
本棚登録:6人

みんなの感想

感想

捨てられない物ってありますよね。僕も机の引き出しには十年物の文房具が眠ってるし、思い出のTシャツも何枚か保管してある。そういう「モノとの関係性」をテーマにした短編集だと聞いて、思わず手に取ってしまいました。 期待通り、というか期待以上に良かった。伊坂幸太郎や三浦しをん、吉本ばななといった豪華な顔ぶれが、本当に様々な角度からモノと人間の繋がりを描いている。共通のテーマなのに、各作家の個性がしっかり出ていて飽きさせない。どの作品も短編とは思えないほど深い世界観があります。 プログラマーとして日々新しい技術を追う仕事をしていると、ついつい「古い物は要らない」という思考に陥りがち。でもこの本を読んでいると、捨てられずにいるモノたちの背後にある人生の痕跡が見えてくる。そういう視点の転換がいいんです。仕事終わりのリラックスタイムに、何編か読んでは思い出に浸る。そんな読み方もできる一冊。読み終わったら、本当に部屋の片隅のモノたちが愛おしく感じました。

感想

有名な作家さんたちが集まった短編集ということで、つい手に取ってしまいました。「捨てられないモノ」というテーマは、年を重ねた身としては本当に身につまされます。机の引き出しにだって、もう何年も使っていない物ばかり。だからこそ、この本の視点は面白いなと思いました。 ただ、正直なところ、すべての短編が心に響いたわけではありません。素敵だなと感じる作品もあれば、ちょっと物足りないと感じるものもありました。やはり作家さんによって得意不得意があるんでしょうね。二十編も入っているので、好みが分かれるのは仕方ないかもしれません。 それでも、懐かしい品物についていろんな角度から考えさせてくれるという点は良かった。久しぶりに奥の方にしまってある物を見つめ直してみようかな、という気になります。文庫本だから持ち運びも便利だし、気軽に読むのにちょうどいい一冊。パートの休憩時間なんかに少しずつ読み進めるのが、このような短編集にはぴったりですね。

感想

最初、このタイトルを見たときは正直ピンときませんでした。でも、書籍の説明を何度か読み返してみると、「捨てられないモノ」というテーマがしっくりきて、思わず手に取ってしまいました。 開いてみると、伊坂幸太郎さんや吉本ばななさんなど、錚々たる作家さんたちが揃っていて驚きました。それぞれの視点から「モノとの関係」を描いた短編ばかり。着古した服、懐かしい文房具、子どもの頃のグッズ……どれもが自分の人生と重なるようなお話ばかりです。 特に心がとまるのは、若い頃の思い出や人とのつながりが、モノを通じてほんわかと蘇る描き方。読み終わると、自分の身の回りにある「何気なく置いてあるモノ」が、実は大切な記憶の入れ物だったんだな、と改めて気づかされます。 短編だから無理なく読め、文庫本なので気軽に持ち歩けるのも良いですね。ときに寂しさも感じますが、全体としては温かみのある一冊です。もう一度読み返したくなりました。

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