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ラミジ艦長物語(3)

ラミジ艦長物語(3)

ダドリ-・ポ-プ 至誠堂 1980年12月1日

感想

ラミジ艦長シリーズの第3巻を手に取りました。これまでの物語がどう展開していくのか、適度な期待を持って読み進めることができました。 本作は前巻までの構想を継承しつつ、新たな局面へ向かっていく。艦長のキャラクター造形や周囲との関係性も一定の深さを保っており、読み手として無理なく物語世界に没入できます。ただ、率直に言えば、特に革新的な展開や強く心に残る場面があるかというと、そこまで突出した印象は受けませんでした。 エンジニアの視点で言えば、細部の描写は丁寧で矛盾も少ないのですが、全体の構成として「次が気になって仕方ない」というほどの引力は感じられず、むしろ一定のペースで淡々と進んでいく感じです。悪くはないのですが、この先を読まずにはいられない衝動には至りませんでした。 続巻を手にするかは、もう一度シリーズの評判を確認してからにしようかと考えています。シリーズを全て読破したい方には安定した選択肢だと思いますが、私のような慎重派の読者は、次巻の評価を見てから判断するのが賢明かもしれません。

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