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私、蜘蛛なモンスターをテイムしたので、スパイダーシルクで裁縫を頑張ります!3

私、蜘蛛なモンスターをテイムしたので、スパイダーシルクで裁縫を頑張ります!3

あきさけ / タムラ ヨウ KADOKAWA 2026年2月5日

感想

シリーズ3巻目に突入して、このファンタジーの世界観がますます深みを増してきたなと感じます。蜘蛛をテイムしてシルクで裁縫を営むというユニークな設定は相変わらず魅力的ですが、今作ではそこに王族や国家間の政治的な絡みが加わって、ストーリーがぐんと広がった印象です。 主人公リリィの活躍の場が港町から王都へと移る流れも自然で、彼女の才能がどんどん認められていく過程を読んでいると、こちらまで嬉しくなります。新しい仲間の登場も心待ちにしていた部分で、その期待を裏切らない展開になっていますね。 何よりいいのは、裁縫という地味だけど丁寧な営みを通じて、ファンタジー世界の社会構造や人間関係が見えてくるところです。魔法刺繍の習得シーンなんかは、同じ自営業者として、技術を磨く大切さについ考えてしまいました。気軽に楽しめるファンタジーでありながら、ちゃんと読み応えがある。このシリーズ、本当に好きです。続きが気になります。

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