ゆーきの本棚
追憶のサマーセット イヴ&ローク61

追憶のサマーセット イヴ&ローク61

J・D・ロブ / 青木悦子 ハーパーコリンズ・ジャパン 2026年4月10日

感想

最近、書店で話題になっていると聞いてすぐに手に取ってしまいました。この文庫本は、期待通りの素晴らしい出来栄えです。 イヴとローク、この二人の関係性が実に魅力的に描かれています。長年生きてきた身からすると、人生の後半にこうした深い繋がりを見つめ直すという題材は、心にしみじみ響いてきます。著者の筆致は優雅で、各ページが思い出を大切に扱うような丁寧さがあります。 何度も人生経験を重ねてきたからこそ、登場人物たちの葛藤や喜びが一層身近に感じられるのでしょう。読んでいて自分自身の人生も振り返る機会になりました。文庫という手頃なサイズも、就寝前のひとときに読むのにちょうどよい。 現代でこのような上質な物語が出版されているということが、なんとも嬉しい。定年退職後、時間を持て余すことも多いですが、こうした良い本との出会いは人生を豊かにしてくれます。ぜひ同じ世代の方々にもお勧めしたい一冊です。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ