ゆーきの本棚
和漢三才図会(8)

和漢三才図会(8)

寺島良安 / 島田勇雄 平凡社 1987年11月1日

感想

話題の和漢三才図会をようやく手に取りました。江戸時代の百科事典とは興味をそそられるテーマです。 本巻は山や水、火、鉱物といった自然現象や物質についての記述が中心のようです。当時の日本人がどのような知識体系を持っていたのかを知るのは確かに面白い。原典の図も多く収録されており、視覚的に理解しやすいという点は評価できます。 ただ、正直に申し上げますと、読み進めるのに少々苦労いたしました。百科事典という性質上、物ごとが羅列的に並んでいるため、通読する楽しみというものが限定的です。また、注釈が充実している反面、ページ数が嵩むのも隠せません。 それでも、年を重ねた身として、古い時代の知識がどう整理されていたかを眺めるのは、ある種の知的興奮を覚えます。ただし、すべての巻を揃える必要があるかどうかは、各自の関心度次第かもしれません。部分的に拾い読みするのに向いた本だと感じます。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ