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愛さないといわれましても〜元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる〜(7)

愛さないといわれましても〜元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる〜(7)

豆田麦 / 花染なぎさ 双葉社 2026年5月7日

感想

孫から借りたこのシリーズ、もう7巻まで出ていると知って驚きました。こんな面白い作品が今時の流行りなのかと、ついつい読み進んでしまいます。 前世が魔王という設定は、正直なところ最初は戸惑いましたが、読んでみると実に上手く使われています。何百年も生きた魔王だからこそ、新しい世界への興味が素直で無邪気に描かれるんですね。列車に初めて乗る場面など、年老いた私でさえ、ああいう驚きと喜びをもう一度感じたいものだと思わずにいられません。 ジェラルド軍人との掛け合いも相変わらずで、こちらまで微笑ましくなります。互いを思いやる姿勢が、派手さはなくとも心温まるんです。今巻は王都での新しい出来事が増えて、物語に広がりが出てきました。国交や外交という、少し大人っぽいテーマも絡んできて、シリーズとしても成熟してきたのだなと感じます。 話題のシリーズということで手に取りましたが、これはきちんと評判通りの作品です。次巻も楽しみに待つことにします。

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