一郎の本棚
人は見た目が9割

人は見た目が9割

竹内 一郎 新潮社 2005年10月16日

感想

新社会人として職場に出るようになって、なぜか自分の言葉が相手に響かないことが増えた。そんなモヤモヤを抱えていた時に、このしんしょを手に取りました。 著者は「見た目が9割」という大胆な主張を展開しますが、読み進めると単なる容姿の話ではないことに気づきます。顔つきや仕草、目つき、さらには匂いや距離感といった、私たちが無意識に発信している非言語情報がいかに重要かを丁寧に解説してくれるんです。心理学や社会学の知見に加えて、マンガや演劇の事例も織り交ぜられており、実生活に当てはめやすい。 営業資料の説明では言葉は完璧なのに説得力がない先輩と、そこまで喋らなくても信頼できる上司の違いが、この本を読むと腑に落ちます。自分がどのような「見た目」を発信しているのか意識するようになりました。 ただ若干、主張が単純化されすぎているのではと感じる箇所もあります。でも新社会人が対人スキルの基礎を学ぶには最適な一冊。これからの仕事で意識して実践してみようと思わせてくれました。

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