本男の本棚
ラミジ艦長物語(17)

ラミジ艦長物語(17)

ダドリー・ポープ 至誠堂 1983年7月1日

感想

ラミジ艦長シリーズもいよいよ17巻。このへんまでくると、もう惰性で読んでる部分もあるけど、それでも毎回手に取ってしまうのは愛着というやつでしょうか。 今回も期待通りの展開ですね。新しい冒険が始まるのかと思いきや、前巻からの流れをそのまま引き継いだ内容で、悪く言えば単調、良く言えば安定感がある。艦長の機知や部下たちの活躍は相変わらずで、それなりに楽しめます。ただ、このあたりのシリーズ展開を見てると、そろそろ大きなターニングポイントが欲しいなという気もしますね。 長く愛読してきたからこそ、もう少し新鮮な驚きが欲しい。物語としては悪くないけれど、何度も読み返したくなるほどの工夫や深さがあるわけではない。気軽に読める娯楽小説としては十分ですが、もう一歩先へ進んでほしいという複雑な思いです。 それでも次巻は買うんだろうな。そういう付き合い方も悪くありません。

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