絵本スペシャル 3月

絵本スペシャル 3月

宮崎 哲弥, ヤマザキマリ, サヘル・ローズ, 若松 英輔

出版社:NHK出版 出版年月日:2026/02/24

NHK出版 | 2026/02/24

4.33
本棚登録:4人

みんなの感想

正直なところ、最初は「大学生が絵本について学ぶの?」って疑問を持ってました。でも、このNHK出版の特別編を読んでみて、その考えが間違ってたことに気づかされました。 子どもの頃に読んだ『100万回生きたねこ』や『おおきな木』って、実は深い人生哲学が詰まってたんですね。宮崎哲弥さんの解説を通じて「生きるってなんだろう」という根本的な問いと真摯に向き合えたし、若松英輔さんの「読み終わらない絵本」という視点には本当に唸りました。 特に良かったのは、各回で異なるゲストが登場して、多角的な視点から作品を読み解いていく構成です。同じ絵本でも、見方を変えるとこんなにも違う意味が見えてくるんだって驚きました。これなら確信を持ってレビューを参考にして選ぶ価値がある。 漫画やライトノベルばかり読んでた自分にとって、この本は視野を広げるいい機会になりました。大人だからこそ味わえる絵本の世界、ぜひ多くの人に知ってもらいたいです。

新社会人になって、子どもの頃に読んだ絵本をもう一度手に取りたくなり、このシリーズを選びました。正直なところ、「絵本の解説本」という選択肢は最初迷いましたが、購入して良かったです。 『100万回生きたねこ』『だれのせい?』など、懐かしい作品が新しい視点で語られています。特に印象的だったのは、各回で異なるゲスト講師が登場し、同じ絵本でも全く違う読み方ができるという点。宮崎哲弥さんの「生きるということの根源に潜む苦悩」というテーマは、働き始めた今だからこそ深く響きました。 仕事の疲れで帰宅した夜、この本を開くと、子ども向けの物語に隠された人生の本質について考えさせられます。決して難しい理論書ではなく、エッセイとしても読みやすい。社会人としての葛藤や迷いを感じている方には、特におすすめしたいです。 ただ、ボリュームがやや少なめなので、もっと多くの作品が取り上げられていたら、さらに満足度が高かったかもしれません。それでも、大人が改めて向き合う価値のある一冊だと思います。

絵本ってね、子どもの頃の思い出が蘇るようなものが多いんですけど、この本を読んでいてはっとさせられました。有名な絵本たちが、実は大人にこんなに深いメッセージを届けているなんて。 『100万回生きたねこ』や『おおきな木』といった、誰もが知ってるような絵本が、人生の大事なことをこんなに教えてくれているなんて。宮崎さんやヤマザキさん、サヘルさんといった個性的な著名人たちが、それぞれ違った視点から絵本を読み解いていくのが面白いんです。 パート勤務で毎日が忙しいですけど、こういった短編のエッセイだと、ちょっとした休憩時間でも読める。それなのに、読み終わった後は心に何かが残るんですよね。特に、共生とか平和とか、今の時代だからこそ考えるべきことが、こんなに優しく、でも強く語られているのが好きです。 絵本は子どものものだと思っていた私でしたが、大人だからこそ感じられることがあるんだなって改めて気づかせてくれました。ゆったりと、でも意味深く読書を楽しみたい方におすすめです。