本男の本棚
家運隆昌

家運隆昌

江原啓之 中央公論新社 2026年2月20日

感想

66歳になって、ようやく気づくことがある。人生というのは、思わぬトラブルの連続だということだ。自営業をやってきた身としては、景気の波や予期せぬ出来事に何度も直面してきた。そんなとき、この本が教えてくれるのは、出来事そのものより、それにどう向き合うかが大事だということ。 食事、睡眠、住まい、お金といった日常の根っこの部分を整えることで、心が前向きになるという考え方に、なるほどと納得した。特に自営業をしていると、基本的な生活が乱れやすい。朝寝坊したり、食べ物を疎かにしたりと、気づかぬうちに自分の運を下げてしまっていたのかもしれない。 難しい理論じゃなく、シンプルで実行可能なテクニックばかりなのが良い。読んだ翌日から実践できることばかりで、気軽に読める割に、人生に対する心持ちがガラッと変わる。これからの人生、もう一度歩き直すような気持ちで毎日を過ごしてみようと思わせてくれた。こういう本が、人生の後半戦には本当に必要なんだと感じた。

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