読書メモの本棚
小説 仮面ライダーリバイス ONE POSSIBILITY

小説 仮面ライダーリバイス ONE POSSIBILITY

木下 半太 / 石ノ森 章太郎 / 石森プロ / 東映 講談社 2026年2月2日

感想

最近、テレビで話題の仮面ライダーリバイスについて、木下半太が書いた小説版があると聞いて手に取ってみました。80年を生きてきた私には、こういった特撮ものは孫たちの世代の話かと思っていたのですが、この本は違いました。 本編では描かれなかった「if」の物語、つまり別の可能性の世界線を描いているんですね。五十嵐三兄妹がもし異なる運命をたどったなら、どうなっていたのか。その葛藤と選択を追っていくのは、年配の読者にとっても十分に興味深い。人生において「あの時別の道を選んでいたら」という想いは、誰もが持っているものですから。 木下半太の筆致は想像以上に丁寧で、キャラクターの心情描写がしっかりしている。これまで特撮小説なんて読んだこともありませんでしたが、こうした「if」という設定を通じて、人間ドラマとしての深さが引き出されているのに感心しました。話題作を確認するために手に取った本でしたが、想像以上の読み応えがありました。世代を超えて楽しめる一冊だと思います。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ