深夜ラジオって本当に面白いな、と改めて実感させられた一冊です。佐久間さんってテレビで見るイメージと違って、ラジオではもっと自由闊達というか、思いついたことをどんどんしゃべってくれるんですね。 50歳になった視点でエンタメを語るというのが良かった。年を重ねるとお笑いや映画の見え方って確かに変わりますよね。私も同年代の人の話を聞くと「あ、そういう感じ方もあるのか」って発見があります。この本もそんな感じで、娯楽作品への向き合い方について新しい角度をもらった感じです。 フリートークの部分が特に良くて、著名人ゲストとの掛け合いも楽しい。サンボマスターのインタビューとか、音楽業界の話とか、普段なかなか聞けない裏話が満載です。エンタメ業界の人たちがどう考えているのかが透けて見える感じがして、退屈しません。 ただ、ラジオの内容をまとめた本だから、やはり放送を聴く方が臨場感があるのかな、とは思いました。それでも十分楽しめる一冊。気軽に読める読み物として、お勧めできます。