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現代思想の遭難者たち

現代思想の遭難者たち

いしい ひさいち 講談社 2016年5月11日

感想

思想書って堅苦しいイメージがあるけど、こういうアプローチもあるんだなと感じた一冊。マルクスやニーチェなど、名前は知ってるけど実際には読んだことのない思想家たちが、4コマ漫画で軽くネタにされてるという基本コンセプトは面白い。いしい ひろし氏の絵柄も柔らかくて、とっつきやすい。 ただ、正直なところ笑いのレベルって結構ムラがある。刺さるネタもあれば、「あ、そう」で終わっちゃうのもある。哲学の知識がある人ほど楽しめるのかもしれないけど、深い知識がなくても何となく読み進められるのは良い点。時間をかけずに気軽に読めるし、通勤時間の気分転換にちょうどいい。 思想の世界への入口として、あるいは気分転換として考えると悪くない。ただ、「傑作」とまで言うほどか?と問われると、微妙なところ。面白いけど、読んで人生が変わるわけでもない。そういう意味では、中くらいの満足度って感じですかね。

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