良いこと悪いこと シナリオブック

良いこと悪いこと シナリオブック

ガクカワサキ

出版社:宝島社 出版年月日:2026/03/16

宝島社 | 2026/03/16

4.00
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

話題のドラマをきちんと振り返りたくて手に取りました。シナリオブック自体は、放送されたエピソードを改めて読む体験としては悪くありません。映像で見た時とは違う発見もありますし、脚本がどのように構成されているかが分かるのは興味深いです。 ただ、期待していた裏話や考察の答え合わせのパートが、想像より少ないというのが正直なところ。対談も短めで、「もっと掘り下げてほしかった」という物足りなさが残りました。ドラマ本編をかなり好きだった人向けの、いわば"ファンブック"という位置づけなんだなと感じます。 フリーランスとして複数プロジェクトを抱えている身としては、スキマ時間で読み進められる手軽さは評価できます。ただ、シナリオブック+軽い裏話程度であれば、好きなドラマでもお金を出してまで手元に置く必要があるのか、という疑問は残ります。ドラマの世界観をもっと深く知りたい人なら価値があるかもしれません。

感想

仕事帰りにドラマ『良いこと悪いこと』にハマってしまい、思わずシナリオブックを買ってしまいました。正解でした。 TV放映時に話題になった伏線の数々が、シナリオで改めて読むとまた違う味わいで浮かび上がってくるんですよね。画面では気づかなかった細かい描写や、セリフの言外の意味が文字で改めて見ると「あ、そういうことか」って納得できる。エンジニアの僕からすると、ドラマの設計図を見ているような感じで、けっこう面白いです。 何より脚本家とプロデューサーの対談が秀逸。なぜこのシーンをこう作ったのか、主題歌の選曲理由、ボツになったエンディング案など、制作サイドの思考が垣間見える。SNSで白熱した考察の答え合わせもできるので、あの議論は何だったんだ、という疑問もスッキリします。 ドラマを見た人なら絶対買って損なし。もう一度ドラマを見直したくなる、そういう一冊です。

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