そうたの本棚
良いこと悪いこと シナリオブック

良いこと悪いこと シナリオブック

ガクカワサキ 宝島社 2026年3月16日

感想

仕事帰りにドラマ『良いこと悪いこと』にハマってしまい、思わずシナリオブックを買ってしまいました。正解でした。 TV放映時に話題になった伏線の数々が、シナリオで改めて読むとまた違う味わいで浮かび上がってくるんですよね。画面では気づかなかった細かい描写や、セリフの言外の意味が文字で改めて見ると「あ、そういうことか」って納得できる。エンジニアの僕からすると、ドラマの設計図を見ているような感じで、けっこう面白いです。 何より脚本家とプロデューサーの対談が秀逸。なぜこのシーンをこう作ったのか、主題歌の選曲理由、ボツになったエンディング案など、制作サイドの思考が垣間見える。SNSで白熱した考察の答え合わせもできるので、あの議論は何だったんだ、という疑問もスッキリします。 ドラマを見た人なら絶対買って損なし。もう一度ドラマを見直したくなる、そういう一冊です。