現代思想の遭難者たち

現代思想の遭難者たち

いしい ひさいち

出版社:講談社 出版年月日:2016/05/11

講談社 | 2016/05/11

4.00
本棚登録:2人

みんなの感想

感想

正直なところ、哲学書なんて自分には無縁だと思ってました。でも同期の先輩が「これ面白いよ」と勧めてくれたので、レビューも調べてから恐る恐る手に取ってみたんです。 結論から言うと、大正解でした。難しい思想を4コマ漫画で表現するなんて、こんなのあるんだって驚きました。マルクスやニーチェみたいな歴史上の大哲学者から、現代思想の難解な人物まで、いしい ひろし先生の独特のタッチでとにかく面白おかしく描かれてます。哲学って退屈で難しいものだと勝手に決めてたけど、こうやって笑いを交えて学ぶと案外興味深い。 新社会人の今、教養をつけたいという気持ちもあって、この本は本当にいい入口になった気がします。文庫版だから持ち運びやすいし、通勤時間にちょっと読むのにぴったり。哲学に興味ない人こそ読んでほしい一冊です。

感想

思想書って堅苦しいイメージがあるけど、こういうアプローチもあるんだなと感じた一冊。マルクスやニーチェなど、名前は知ってるけど実際には読んだことのない思想家たちが、4コマ漫画で軽くネタにされてるという基本コンセプトは面白い。いしい ひろし氏の絵柄も柔らかくて、とっつきやすい。 ただ、正直なところ笑いのレベルって結構ムラがある。刺さるネタもあれば、「あ、そう」で終わっちゃうのもある。哲学の知識がある人ほど楽しめるのかもしれないけど、深い知識がなくても何となく読み進められるのは良い点。時間をかけずに気軽に読めるし、通勤時間の気分転換にちょうどいい。 思想の世界への入口として、あるいは気分転換として考えると悪くない。ただ、「傑作」とまで言うほどか?と問われると、微妙なところ。面白いけど、読んで人生が変わるわけでもない。そういう意味では、中くらいの満足度って感じですかね。

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