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チンギス紀 十七 天地

チンギス紀 十七 天地

北方 謙三 集英社 2026年2月20日

感想

歴史冒険小説の大作『チンギス紀』もついに最終巻。この長いシリーズをやっと読み終えました。 17巻という長さに最初は躊躇いましたが、本当に引き込まれてしまいました。チンギス・カンという史実の人物を中心に、草原の民の生き方や当時の戦略、人間関係が丁寧に描かれていて、単なる歴史小説というより、一人の人間の人生を追体験している感覚になります。 特に印象的だったのは、最終巻に向けて様々な要素が収束していく過程。それぞれの登場人物の運命が複雑に絡み合い、どうなるのか気になって、仕事の合間を縫って読んでしまいました。公務員の身で忙しいはずなのに、つい続きが気になって夜更かししてしまったり(笑)。 大河ファンタジーとしての壮大さと、人物描写の深さがバランスよく調和していると思います。長編ですが退屈することなく、最後まで楽しめました。歴史が好きな方や、じっくり時間をかけて読める小説をお探しなら、ぜひおすすめしたい一冊です。

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