みくの本棚
感想

話題になってからずっと気になっていた村上春樹さんの『1Q84』をついに読み終わりました。もう長編だし難しいのではないかと少し心配していたのですが、不思議なことに一気に引き込まれてしまいました。 現実と別の世界が重なるような設定が何ともいえない魅力で、読み進めるたびに「このあとどうなるのだろう」という気持ちが止みません。登場人物たちの心の動きが丁寧に描かれていて、特に二人の主人公の視点から物語が語られるところが巧妙だなと感じました。 八十を前にして、こんなに複雑で豊かな世界観の小説に出会えるとは。長年パートで働いていると気づきにくい、人生の中にある不思議さや可能性について改めて考えさせられました。最近の話題作の中でも、本当に読む価値のある作品だと思います。次の巻も早く読みたくなっています。