みくの本棚
ものがわかるということ

ものがわかるということ

養老 孟司 祥伝社 2023年2月1日

感想

養老孟司さんの名前は前からよく見かけていたので、この本も気になってずっと気になっていました。話題になってるし、ちょうどいいかなと手に取ってみたんです。 「ものがわかるとは何か」という素朴な問いから始まるこの本、正直なところ哲学的で難しいのかなと思っていたんですが、全然そんなことはありませんでした。むしろ日常生活の中での違和感や、当たり前だと思ってることについて改めて考えさせてくれるというか。 パート先での人間関係でも、わかったつもりになってることって多いんだなって気付かされました。著者の「わかっていなくても説明ならできます」という言葉に、何だか胸がすっとしましたね。長く生きてると、知ったかぶりしてしまうことが増えるんです。 読んでいて、考え続けることの大切さ、そしてそれが自分を自由にしてくれるんだという考え方が素敵だなと思いました。難しく構えず、柔らかい気持ちで読めるエッセイです。今、同年代の友人たちにも勧めたくなっています。

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