りくの本棚
感想

SNSで話題になってるのを見かけて、ついつい手に取りました。千年前の日本が舞台のシンデレラストーリーって、なんだか新鮮で気になったんですよね。 実際に読んでみると、古典文学なのに想像してたより全然読みやすい。おちくぼ姫のキャラクターがすごく立ってて、逆境の中でも前向きなところに思わず応援したくなります。継母からのいじめシーンも、現代的な嫌さ加減がちゃんと伝わってくるから、昔の話とは思えないリアリティがありますね。 何より青年貴公子との出会いから恋が深まっていく過程が本当に素敵。王朝時代の古典なのに、恋愛感情の描き方が今読んでも色褪せていない。むしろ昔だからこそ、言葉選びや心理描写に奥行きがあるというか。 新社会人として、仕事でストレス溜まる日々だけど、この本を読むと心がほっこりします。トレンドになってるのも納得の一冊。文庫本だから持ち運びやすいし、通勤時間の楽しみとしても最高です。