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澄んでゆけ住まい

澄んでゆけ住まい

寿木けい 晶文社 2026年3月2日

感想

SNSで話題になっていたので、思わず手に取ってみました。築130年の古民家を購入して移住した著者の、住まいとの向き合い方を綴ったエッセイですね。 率直な感想としては、内容自体は悪くないんですが、新社会人の僕にはちょっと距離がある印象でした。著者が丁寧に家と向き合う姿勢や、古い建物を活かそうとする想いは素敵だなと思うんです。ただ、「澄ます」というテーマが全編通して繰り返されるので、読み進めるにつれ少し単調に感じてしまいました。 構成としても「過去を澄ます」「名を澄ます」など、各章のタイトルは統一感があるんですが、それが逆に新しい発見が少なく感じさせてしまう。古民家の改修やメンテナンスについて、もう少し具体的な情報があれば、技術書としての価値も出たと思います。 とはいえ、人生設計を考え始めた大人にとっては、住まい選びの大切さを改めて考えさせてくれる一冊ではあります。今の自分には早いかもしれませんが、いつか参考にしたい内容ですね。

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