和子の本棚
佐々木とピーちゃん 13 異世界の大帝国に忍び込んだ女児が、イケオジ軍団を踏み台にして権謀術数 〜王宮侍女モノ、逆ハー溺愛ファンタジーRTA!〜

佐々木とピーちゃん 13 異世界の大帝国に忍び込んだ女児が、イケオジ軍団を踏み台にして権謀術数 〜王宮侍女モノ、逆ハー溺愛ファンタジーRTA!〜

ぶんころり / カントク KADOKAWA 2026年3月25日

感想

SNSで話題になっているということで手に取ってみました。正直、このタイトルの長さと設定の複雑さには最初戸惑いましたが、読み始めたら一気に引き込まれてしまいました。 異世界ファンタジーというジャンルは若い世代向けと思い込んでいたのですが、この作品は違いますね。主人公のキャラクター設定が秀逸で、その機知と戦略性が光ります。周囲のイケメンおじさんたちとの関係性も、恋愛小説のような甘さだけではなく、政治的な駆け引きやユーモアがバランスよく盛り込まれている。50代の私でも「なるほど、こういう楽しみ方もあるか」と思わず唸ってしまいました。 テンポも良く、王宮での出世物語として読み応えも充分。現代のなろう系小説がここまで洗練されているのかと、良い意味で期待を裏切られました。ファンタジー好きはもちろん、政治サスペンス的な要素を求める読者にもおすすめできる一冊です。