莉子の本棚
感想

ボランティアの現場で後進を指導する際に、変化への対応の大切さについてよく考えるようになりました。そんなときに勧めていただいたのがこの本です。 最初は寓話というかたちに戸惑いましたが、読み進むうちにその手法の妙に気がつきました。複雑な理論を説くのではなく、小ねずみと小人がチーズを求めて行動する物語を通じて、人生における適応と決断の本質を伝えているのです。長年生きていると、環境の変化に怯む気持ちもよく理解できます。だからこそ、この本の主人公たちの柔軟性と勇気が胸に響きました。 世界的なベストセラーというのも頷けます。年齢や立場を問わず、誰もが自分の人生に当てはめて考えられる深い教えが込められている。ボランティアの経験を通じて感じた「変わることの大切さ」が、これほど明確な言葉で表現されたのは初めてです。若い方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

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