ポムポムプリン アートブック

ポムポムプリン アートブック

株式会社サンリオ

出版社:PARCO出版 出版年月日:2026/04/15

PARCO出版 | 2026/04/15

3.67
本棚登録:5人

みんなの感想

感想

孫たちから「おばあちゃん、プリンのキャラ知ってる?」と聞かれたことがきっかけで、このアートブックを手に取りました。正直なところ、若い世代向けのキャラクターだろうと思っていたのですが、開いてみると素敵な驚きに満ちていました。 1996年の手描き原画から現在までの三十年の歩みが丁寧に収められていて、それぞれの時代の空気感が感じられるんです。懐かしいグッズの写真を眺めていると、ポムポムプリンというキャラクターがどれほど多くの人に愛され続けてきたかが伝わってきます。新作の漫画も楽しく、ほっこりとした気持ちになりました。 装丁も上品で、本棚に置いておいても素敵です。何より、異なる世代の家族で同じものを楽しめるという点が良いですね。細かいディテールまで丁寧に作られているので、パラパラとめくるだけでも時間を忘れてしまいます。孫たちとも一緒に眺めて、話が弾みました。大切に保管したい一冊です。

感想

ポムポムプリンが30周年を迎えたということで、思わず手に取ってしまいました。大学院の忙しい日々の中で、ふと懐かしさに包まれたくなったんです。 このアートブックは本当に素敵。1996年のデビュー当時の手描き原画を見ると、時間の経過を感じますね。あの頃のゆるくて優しいタッチがそのまま残っていて、懐かしさと親しみやすさが詰まっています。グッズの進化もおもしろくて、昔好きだったアイテムから最新デザインまで、眺めているだけで時間が経ってしまいます。 新作の「チームプリン漫画」も良かった。キャラクターたちの掛け合いが自然で、短編ながらもプリンの世界観が上手に表現されています。 ただ、もう少し描き下ろしコンテンツが充実していたら、さらに満足度が高かったかもしれません。それでも、ファンなら絶対に持っておきたい一冊です。論文の息抜きに、何度も開き直しては癒されています。

感想

キャラクターグッズの展開を追うドキュメント的な興味から、このアートブックを手にしてみた。30年の歴史を体系的に整理した資料としては及第点だろう。1996年の初期デザインから現在までの変遷を視覚的に追えるのは、デザイン史の観点からも面白い。 ただ、期待値と現実のギャップは否めない。ファンダムの深さや創作背景に関する記述が浅く、純粋なアートワーク集という範囲に留まっている。企業の公式出版物ゆえ、商品ラインアップの紹介色が強く、作為性が透けて見える構成だ。新作漫画も含まれているが、キャラクター設定の再確認程度の内容である。 美術書としての評価なら、印刷品質や装丁はしっかりしている。懐かしグッズの写真も豊富で、一定の世代には郷愁をそそるだろう。しかし、人文知的興味や美的考察を求める読者には物足りない。軽いノスタルジアと無難な視覚表現に終始しており、思想的な深さはない。ファンであれば所有価値があるが、一般読者にとっては情報量に対して得られるものが限定的な印象だ。

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