しんの本棚
感想

有名だからという理由で手に取ってみました。確かに悪い作品ではないんですけど、個人的には期待値が高すぎたのかもしれません。 王子様の物語は詩的で、ときどきハッとさせられる言葉が出てくるのは確か。砂漠での出会いのシーンとか、ファンタジー的な世界観も嫌いじゃない。ただ、漫画やラノベに慣れてる身からすると、ストーリーの起伏がすごく穏やかというか、物語として盛り上がりに欠ける印象を受けました。寓話的な深さを狙ってるんだとは理解できるんですが、どうしても引き込まれきれなくて。 新訳だからか読みやすいとは思うし、短編集みたいな構成なので気軽に読み進められるのはいいところ。ただ世界中で愛されてるという触れ込みの割には、自分にはピンとこなかった、そんな感じです。古典として知っておく価値はあると思いますけど、急いで読む必要はないかなって感じですね。

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