近藤の本棚
メンタル強め美女白川さん8

メンタル強め美女白川さん8

獅子 KADOKAWA 2026年3月18日

感想

シリーズを重ねるごとに磨きがかかっているのを感じます。8巻のテーマが「女性を苦しめるモヤッ」という社会的な問題設定だったので、専門知識を活かして論理的に物事を考える習性がある私としても、納得感をもって読み進められました。 特に印象的だったのは、アラフォー世代を描いた新エピソード。同年代だからこそ共感できる「それで?」という白川さんのスタンスが、心地よい。世間一般が敷くレールに乗ることが正解とされる圧力って、実は自分たちが無意識のうちに作り出しているんだなって改めて気づかされます。 キャラクターたちの掛け合いも相変わらず素晴らしく、日常の中にある違和感や不快感を、静かながらも確実に言語化していく手腕は本当に秀逸。仕事で疲れた日の夜に読むと、何か一本スジが通ったような感覚になります。 慎重派の私が言うのも何ですが、この本は「人間関係で消耗している女性」「社会的な圧力を感じている方」には本当にオススメ。リセットするきっかけになると思います。

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