近藤の本棚
「ちゃんとしなきゃ」をいちいちやめてみる

「ちゃんとしなきゃ」をいちいちやめてみる

キャメレオン竹田 大和書房 2026年3月11日

感想

仕事でコードレビューを受けるたびに、「もっと完璧じゃなきゃ」と自分を責めてしまう。そんな完璧主義の沼から抜け出せずにいた私にとって、この本は本当に必要な一冊でした。 著者の語り口が自然で、押し付けがましくないのが印象的です。「ちゃんとしなきゃ」という呪縛が、いつどこから始まったのかを丁寧に紐解きながら、その縛りを少しずつ緩めるヒントをくれます。エンジニアという職業柄、論理的な説明を期待していたのですが、むしろ日常の小さな出来事を通じた気づきの方が、心に届きました。 完璧を目指すことは大事だけど、それに疲弊する必要はない——そんなシンプルな真理を、読み進める中で自然と受け入れることができました。生活エッセイとしての質も高く、ページをめくる手が止まりません。仕事も人生も同じくらい大切にしたい、そう思い始めた今の私にはぴったりでした。もっと早く読みたかった一冊です。

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