taroの本棚
感想

『日日是好日』の続編ということで手に取ってみました。前作は茶道を通じた季節の美しさが印象的だったので、同じテーマで書かれた本書にも期待していたのですが、率直に言って可もなく不可もないといった感じです。 二十四節気に沿った季節の移ろいを綴った構成自体は良いのですが、正直なところ、前作で既に語られたテーマの繰り返しに感じてしまいました。梅の香り、花吹雪、薫風といった季節ごとの風情の描写は確かに繊細で、読んでいて心が落ち着くのですが、何か新しい視点や深まりが欲しかったというのが正直な感想です。 管理職の仕事をしていると、日々のルーチンに追われがちですが、こういった季節の微細な変化に目を向けるのは悪くない。その点では本書も役立っています。ただ、もう一段階、読み手を引き込むような工夫や発見があれば、より味わい深い読書体験になったのではないかと思います。 気軽に季節の美しさを感じたい時には向いている一冊ですが、特別な感動を求めるのであれば、別の作品を選ぶのも一つの選択肢かもしれません。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ