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とあるおっさんのVRMMO活動記(33)

とあるおっさんのVRMMO活動記(33)

椎名ほわほわ アルファポリス 2026年2月12日

感想

この第33巻まで来ると、もうアースのキャラクターに完全に魅了されている自分に気付きます。38歳の冴えないおっさんが、VRの世界で自分のペースを貫く姿勢って、実は結構共感できるんですよね。管理職という立場で常に完璧さを求められる毎日を送っているからこそ、このアースという主人公の「我が道を行く」という姿勢がどこか心地よい。 今巻の塔登攀もいよいよクライマックスで、分身する天女軍団という理不尽な敵との戦いは、読んでいて思わず笑ってしまいました。ゲーム的な爽快感と、それでも工夫と経験で切り抜けようとするアースの知恵比べ。こういう素朴なエンタメ性は、仕事で疲れた時の最高の栄養剤です。 シリーズを重ねるごとに、ゲームの世界観も深まり、キャラクター配置も巧みになってきた印象。気軽に読み始められるのに、ちゃんと奥行きがある。そういう気さくなVRMMOファンタジーというジャンルだからこそ、50代の自分でも素直に楽しめるんでしょう。次巻も迷わず手に取るつもりです。

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