taroの本棚
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う12

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う12

深山 鈴 / 講談社 2026年3月2日

感想

長いシリーズの12巻ということで、正直なところ手を出すか迷っていたんですが、意外と楽しめました。このシリーズ、群像劇のバランスが実にいい。新しいキャラクターの登場で物語が膨らみつつも、各々の関係性が丁寧に描かれているのが好印象です。 管理職をしていると、人間関係の複雑さがリアルに感じられるんですね。ここでのナターシャとの絡みから、キャラ同士の信頼関係がどう構築されていくか、その過程を見るのは実務的な視点でも興味深い。ミナの周囲への受け入れられ方なんて、組織内での人間関係を連想させます。 物語としても盛り上がりが段階的で、読んでいて飽きません。かつての仲間との対立軸が新たに生まれることで、単なる冒険譚に留まらない深さが出ている。この先の展開が気になるところです。気軽に読む読書としては、これ以上ないエンタメ性を備えた一冊。シリーズを追い続ける価値はありますね。