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日本を甦らせる「高市早苗」の敵

日本を甦らせる「高市早苗」の敵

門田隆将 ワック 2026年1月27日

感想

政治経済の本は時間が経つと陳腐化することが多いが、この一冊は興味深い視点を提示している。高市総理の政治的道のりを通じて、日本の政治体制を支配する勢力の実態に迫る内容だ。 管理職として組織内の権力構造を日々目にする身としては、国家レベルでの権力闘争の描写が非常にリアルに感じられた。著者が指摘する「障壁」の正体が明かされていく過程は、単なる政治評論を超えて、日本社会そのものの構造的問題を浮き彫りにしている。 ただし、立場によって見え方が大きく変わる内容であることは承知している。本書の主張をそのまま受け入れるのではなく、背景にある事実と主観的解釈を峻別する読み手の慎重さは必要だろう。 それでも、普段メディアでは取り上げられにくい角度からの分析として、読む価値は十分ある。保守系政治に関心のある向きはもちろん、日本の政治体制に疑問を持つ人にとって、思考を深める材料となるだろう。

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