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バーナード嬢曰く。 (8)

バーナード嬢曰く。 (8)

施川 ユウキ 一迅社 2026年2月27日

感想

『バーナード嬢曰く。』8巻、読み終わりました。相変わらずのテンポの良さで、登場人物たちが繰り広げる本にまつわるあれこれは軽快で楽しい。ただ、このシリーズもそろそろ長く続いているからか、個別エピソードの新鮮味が少し薄れてきた感はあります。 バーナード嬢や関連キャラクターのやり取りは相変わらず秀逸で、特に本好きあるあるのネタは私も思わず頷くことばかり。文学や出版にまつわる知識も豊富で、そういった部分を学べるのは魅力的です。ただ8巻ともなると、同じようなノリが繰り返されている印象も拭えません。 決して悪くない作品ですし、本好きなら楽しめることは間違いないのですが、初期の頃のような「こんな話があるんだ!」という驚きや興奮は薄れてきたかなというのが正直なところ。シリーズとしての成熟と同時に、やや惰性的になってきているのかもしれません。それでも手に取る価値はあると思いますが、無理してシリーズを追い続ける必要は…という気持ちになりました。

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